アメフト監督、選手に読んで欲しいアシックスの企業広告
どーもー、ヤギナカバでーすぅ!
近所の関学(裏の蘭って店の焼きそば最高、まだあんのか?)がざわついててなんだかなぁ~…
インターネットって今は、現実にまでアクセスしてくる力もってるから、実世界にまで
触れてきた時どうするか。
危険タックルの件を見ていると説明するなり、謝罪するなり、実世界で正しいアクショ
ンを起こさないと、ネットからのアクセスは終わらないなと…(ネット上だけならブロ
ックするなりアカウント消すなり逃げちゃえ)
で、そもそもスポーツってなんだっけ?で思い出したのがアシックスの企業広告。
コピーライター松木圭三さん
とても尊敬するコピーライターに松木圭三さんという方がいらっしゃいます。もちろん
書かれるコピーも然り、ご本人の話される言葉トーン、今までの経験、そこから醸し出
される雰囲気、細やかな気配り、「あ、素敵なコピーを書く人は、そもそも素敵な人間
なんだ」と。その方が書かれたアシックスの企業広告
鬼塚喜八郎「失敗の履歴書」
ころんだら、起きればよい。鬼塚喜八郎「失敗の履歴書」から始まる広告。
長文が読まれることが減り、コミュニケーションは140文字から、アップされた写真へ
の短いコメント、実物を見たことない「いいね!」ボタン。ポケベルより短いコミュニ
ケーション。寂しいけど、こんな私小説のような、でも広告である文章に出会うことは
難しいんだろうな
いい話を「お取り次ぐ」だけ
全文を書き写そうかとも思ったけど、新聞15段のサイズ、フォント、デザインも含めて
の広告なのでやめときます。なのでスポーツマン精神の5か条だけ
(第1条)スポーツマンは、常にルールを守り、仲間に対して不信な行動をしない。
(第2条)スポーツマンは、礼儀を重んじ、フェアプレーの精神に徹し、いかなる相手もあなどらず、たじろがず、威張らず、不正を憎しみ、正々堂々と尋常に勝負する。
(第3条)スポーツマンは、絶えず自己のベストを尽くし、最後まで戦う。
(第4条)スポーツマンは、チームの中の一員をして時には犠牲的精神を発揮し、チームが最高の勝利を得るために闘わなければならない。そこに信頼する良き友を得る。
(第5条)スポーツマンは、常に健康に留意し、絶えず練習の体験を積み重ね、人間能力の限界を拡大し、いついかなる時でもタイミング良く全力を発揮する習慣を養うことが必要である。
検索すれば全文はすぐにみつかると思いますし(日経新聞に掲載)、鈴木康之さん著
「名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方」に取り上げられているのでぜひ!で、本の
タイトル間違えてはイカンと久々に本棚から引きずり出し、アシックスの広告を取り上
げている記事を見たら、タイトルが ”書き上手になろうと思うな 聞き上手になれ いい話を「お取り次ぐ」だけ”
ですよね~、まんま今回のブログ内容…いい話は「お取り次ぐ」だけで十分
監督は第1条から第5条肝に銘じろ。選手は第6条を
このスポーツマン精神の5か条、松木さんは「お取り次ぐ」だけでは終わらないんですよね。第6条が追加されています。これがプロの仕業ですよね。
(第6条)スポーツマンは、ころんだら、起きればよい。失敗しても成功するまでやればよい。
しっかり反省して、謝罪して、悔やんで、泣いて、忘れず、また起きればよいと思う。ドンマイ若者!ドンマイみんな!ドンマイ自分!あっスポーツしてないや俺…